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徒然なるゲームの日常(シャドウバース多め)

基本的にシャドウバースについての雑記

ハデスネクロの秘めたる可能性と、結局可能性で終わってしまうだろうという話について(シャドウバース)


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平素より大変お世話になっております。

 

さて、昨日からrageのデッキ登録期間になりましたね。私は金曜日のギリギリまで迷う方向性でおりますが、迷っている=2デッキに絞っている人と比較して練習時間が短くなるという事になりますので、もしかしたら始まる前から負けているのかもしれません。

 

 

 

今回はデッキを試している過程で「コントロールエルフとネクロミラーに強いよ」という触れ込みでちょっとだけ話題になったハデスネクロの話をしていきたいと思います。

 

おそらくこれは持っていかない事が確定しているので調整したデッキを紹介しますね。

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こんな感じです。これ、結構特殊な構築かもしれません。

 

 

まず回す上で一番最初に考えた事は、

 

6T目or7T目(上ブレは5)にどうやって冥府を起動するか(墓場を30溜めるか)

 

です。正直な話、冥府を使う以上どんなに惜しくとも墓場が29=0みたいなもんです。

 

 

皆さんの中には「どうしてリヴァイヴ・マナが入ってるんやろ」とか「スカルクレインとかもそこそこ優秀では?」とか「グールは?」とか思っている方もいるかもしれませんね。もちろん最初に適当に組んだ時には《スカルクレイン》や《グール》を採用していました。

 

 

しかし回している内に何度も体験したのが、あと1or2で冥府が起動できるのに惜しくも起動せずという事でした。そこで改めて考え直したのが

 

「少ないPPで」「少しでも効率的に」墓場を溜められるカード

 

を最優先にするという事です。具体的に言いますと、《百鬼夜行》や《秀才の死神・ミーノ》については1コストで墓場を2稼ぐ事ができますが、今回採用している《トート》や採用を見送った《グール》は2コストで1しか墓場を稼げません。この効率を考え直す事が最終的な30という膨大な墓場カウントに届くか届かないかという話に繋がってくるのではないかと思いました。

 

その点ですが、なんと《リヴァイヴ・マナ》は5T目以降に打つと0コストで墓場を1稼ぐ事が出来ます。もちろんその後2枚目以降のマナが来るまではハンド内でほぼ死に札になりますが・・・

《マシンエンジェル》も最初は採用するかしないか、するとしたら何枚採用か、という事を考えました。《フロートボードマーセナリー》からのサーチで《ソウル・コア》の確率を上げる価値について考えましたね。ただし結局採用したわけですが、その理由はやはり先ほど申し上げた効率がポイントになります。《マシンエンジェル》は数少ない「2コストで墓場を3稼げる」札になりますので、これも大きく貢献すると踏みました。

 

 

 

 

私がこれまで話してきた内容は、ソウルコア2枚置き+進化での強烈な上ブレで冥府を完成するのではなく、現実的にソウルコアを引けないor1枚置きの状況でどうやって墓場を30溜めるかという事になりますので、ご承知ください。

 

 

さて、ここからは具体例を挙げて考えていきましょう。

 

  • 1T目→ミーノor百鬼夜行 (墓場2)
  • 2T目→マシエン(3)    (合計5)
  • 3T目→火車(1)         (合計6)
  • 4T目→ソウルコア(10)+ミーノ(2)(合計18)
  • 5T目→百鬼夜行(2)+ソウルテイカー・ララ(1)でハデス(7)(合計28) 

 

ほら、そこそこいい感じに動けても超絶上ブレには微妙に足りないでしょう?コア1枚置きでこれなので、引けなかった時には更に足りない事になります。

 

そして一番大きな事として、もっと上ブレムーブをして5T目にもし墓場が30溜まったとしてもハデスが自壊出来なければ効果発動は6T目になってしまうと言う事です。そこから6点ずつ刻んでいっても最短で3Tかかってしまうので、9T目まで負けない必要があります。

 

 

もちろん相手がコントロールエルフやネクロミラーであればそれでも十分戦えると思いますが、例えば自然ドラゴンやミッドレンジロイヤルなどは打点を手札から出して来やすい事もあるのでなかなか耐え切れません。リノセウスにも隙を与える事になります。

 

そこで僕は、「ソウルコアを置かなくとも6T目に冥府を起動できる可能性」を追求していく事になりました。

 

 

墓地カウントの考え方としては「6T目に百鬼夜行+ララハデス+ギルトでハデス自壊」で起動を目指すゴールを想定し、6T目に稼げる墓場の量である10(百鬼夜行で2、ハデスで7、ギルトで1。ララが進化で自爆できるなら11まで伸びます)を差し引きます。

その後に1〜5T目に使えるPPの合計値15の中で残り20の墓場をどう稼ぐかを考えなくてはいけないのですが、どう考えても使用するPP以上の効率を求める事になります。具体的にはミーノ・マシエン・2枚目以降の百鬼夜行・5T目以降のマナの中から合計して5枚使う必要があります。もし火車などのフォロワーを使用する際にはもっと多く使用しなければいけないので、むしろ序盤にはトートも火車百鬼夜行のエサにする動きを積極的にしていきます。

 

 

 

 

これを意識してからは30戦中20戦で6T目までに墓場を30溜めるという実績を作ったのですが(もちろんコアを使用したパターンも含む)、いかんせん動きに多少無理がある為、運ゲー感は否めません。だからと言って6T目までに溜まらないとなると(有利対面以外は)後攻時にはほぼ勝てないという事になってしまうので、難しい所ですよね。

 

でもそんな事より、どういう動きをすればこれだけ墓場が溜まっていくという計算をしていく事がいずれ違う事で生きてくると考えていますので、取り組みとしては有意義だったのかなぁと思います。

 

 

 

 

ここで記事タイトルの回収になるのですが、素晴らしき可能性を秘めたまま、可能性で終わってしまうような気がしました。ちなみにこいつを使った時に限ってネクロもエルフも来ずにクオンウィッチにしばかれまくってスマホ投げましたよ、えぇ。

 

 

 

 

 

本来rage前にこんなくだらない事をするのはどうかと思ったんですが、中々面白い懸賞になってしまって半日費やしてしまいました。返して欲しいです。

 

 

 

余裕がある時期にこういったネタ的なものも記事にしていければと思っています。今後ともよろしくお願い致します。